HOME |国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)。企業の移行計画の立案・開示で、英移行計画タスクフォース(TPT)の移行ガイダンスを「共有化」。事実上、TPTの手法を取り込みへ(RIEF) |
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 IFRS財団の国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は24日、企業が低炭素社会に向けた移行計画を立案・開示するうえでの必要要件の共通化に資するため、英政府の移行計画タスクフォース(Transition Plan Taskforce : TPT)がまとめたガイダンスの基本データ等を共有することを明らかにした。TPTガイダンスは、移行に際しての企業の「野心」「行動」「説明責任」の3要素を基本原則とし、それに基づく主な情報開示項目を整理している。企業がISSB基準に基づき移行計画を立案する場合、TPTガイダンスに沿った開示を事実上、推奨する形にもなるようだ。

 

 ISSBは同日、ロンドンで開いたIFRSカンファレンスの場で、ISSB議長のエマニエル・ファベール氏が明らかにした。IS……

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