
英金融監督機関の「金融行動監視機構(FCA)」は、7月31日から、投資家向けファンドでESGを標ぼうする際に、必要なラベルの表示制度をスタートさせた。これまでの資産運用会社が独自に「ESG」を宣言していたことに代えて、「Sustainability Focus」などの4種類のファンドラベルを設定し、ファンドの投資内容の70%以上が同ラベルに該当することを求める。ラベルの選択は運用会社が自ら行い、FCAに通知する。グリーンウォッシュ対策として、ESG、サステナビリティ等を勝手にファンド名とすることは認められなくなる。
FCAは2023年11月に、金融商品の情報開示のルールとして、サステナビリティ開示要求事項(SDR)と投資ラベルに関する政策声明に基づく「反グリーンウォッシング・ルール」……
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