(写真は、「サステナブル・ウォッシュ」の疑念を提起された欧州委員会)
EUがサステナブルファイナンスのタクソノミーのトランジション(移行)カテゴリーに、化石燃料を使用する航空機と船舶を盛り込む法改正をしたことに対して、欧州の環境・法律NGO5団体が「投資家に対して誤ったシグナルを送ることになる」として、ルクセンブルグの欧州司法裁判所(ECJ)に両セクターの除外を求めて提訴した。EUのタクソノミーでのトランジションは、日本政府が主張する「脱炭素への移行」とは異なり、「グリーンの次善策」との位置づけ。これまでも天然ガスと原発を同分類に加えたことに対してNGOが訴訟を起こしており、「トランジション」の法的定義が論議になりそうだ。
……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。