HOME4.市場・運用 |台湾が10月に「カーボンクレジット取引所(TCX)」取引開始。国内クレジットだけでなく、グローバルサプライチェーンを踏まえ国際クレジットも売買。「カーボン料金」制度と連動(RIEF) |
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写真は、昨年12月にTCXの設立総会を開いた際に集合した官民関係者=TCXのサイトから)

 

  台湾政府と台湾証券取引所が共同で推進する「台湾カーボンソリューション取引所(TCX)」が10月に本格的に取引を開始する。昨年10月からクレジット取引を実施中の日本の東京証券取引所のクレジット市場がJ-クレジットなどの「日本産クレジット」に限定するのに対し、TCXの場合、台湾では半導体やICT、繊維、金属などのグローバル・サプライチェーン企業を多く抱えることから、「高品質な海外カーボンクレジット」も取引できる。TCXは「サプライチェーンのカーボン削減とカーボンニュートラルのニーズに応え、台湾企業が世界の排出削減に大きく貢献できるよう支援する」としている。

 

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