HOME |EUの「ドラギレポート」が、企業サステナビリティ報告指令(CSRD)やサステナブル金融開示規則(SFDR)等の簡素化案を提言に盛り込んだことで、企業、市場、NGO等で反響(RIEF) |
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写真は、「レポート」が話題を集めるドラギ前欧州中央銀行総裁)

 

  フォンデアライエン欧州委員会委員長の2期目の「政策青写真」として公表された「ドラギ・レポート」に、EU規制の簡素化策の対象として、企業サステナビリティ報告指令(CSRD)やサステナブル金融開示規則(SFDR)などが盛り込まれ、開示ルールの簡素化を求めたことが、各方面で話題を呼んでいる。同レポートはEU企業の競争力を回復・強化させるための政策改革案をまとめているが、EU内の複層的な法的規制や加盟国で微妙に異なる実施基準等により、EU企業が負担するデューデリジェンスコストは米企業などを上回る負担だと指摘している。一方で、環境団体等は法規制の安易な簡素化は環境・社会課題の軽視につながりかねないと懸念を表明している。

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