HOME |欧州委員長のフォンデアライエン氏。2期目の政策方針説明。「欧州グリーンディール(EGD)」堅持と、新たに「クリーン・産業・ディール(CID)」。「欧州競争力基金」提案(RIEF) |
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 欧州委員長としての再任が決まっているウルスラ・フォンデアライエン氏は18日、欧州議会で演説し、2期目(2024~29年)の欧州委五回運営での政策方針を示した。1期目に掲げたグリーンで循環型の経済を目指す「欧州グリーンディール(EGD)」の目標を堅持する一方で、新たに「クリーン・インダストリアル・ディール(CID)」を掲げた。CIDは先に公表された「ドラギレポート」で提案されたもので、エネルギー集約型部門の産業とインフラの移行に投資を振り向けることを柱とする。CIDでは、競争力とイノベーションを推進するため、加盟国の国境を越えた欧州共通プロジェクトへのファイナンス向けの「欧州競争力基金(ECF)」を設立する方針も示した。

 

 フォンデアライエン氏の2期目の欧州委員会委員長への就任は11月1……

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