英Climate Bonds Initiative(CBI)は、同機関独自のグリーンボンドタクソノミーを改定し、ボンドの資金使途先に気候レジリエント投資を資金使途先とする「気候ボンド・レジリエンスタクソノミー(CBRT)」を組み込むと発表した。気候変動による影響が世界中で拡大し、途上国だけで年間年間1940億~3660億㌦の適応とレジリエンス(A&R)資金が求められる。先進国のニーズも考慮すると、必要な資金総額はさらに膨らむ。一方でこうした資金ニーズは、公正かつレジリエントな移行へ投資するグリーンボンド等のESG債投資にとっても大きな機会をもたらす、として、A&Rの資金市場の構築に資するフレームワーク設定の考えを整理している。
CBIが公開したCBRT(第1版)は、国……
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