HOME |オーストラリア企業主導で、同国開発のグリーン電力を4300km離れたシンガポールに輸出する「AAPL計画」。両国政府から「ゴーサイン」。2035年ごろ稼働。総事業費は約3兆円(RIEF) |
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  オーストラリアの太陽光発電からの再エネ電力を、4300km離れたシンガポールへ海底ケーブルで輸出する「オーストラリア・アジア・パワーリンク事業(AAPL)」が動き出す。事業を担うオーストラリアのサンケーブル社は22日、シンガポール政府のエネルギー市場庁(EMA)から「条件付承認」を得たと発表した。すでにオーストラリア当局の許可は得ている。同事業は一時、資金繰り難等で自主的整理の危機に直面したが、ようやく両国当局から、事業化へのゴーサインが出たことになる。シンガポールには1.75GWのグリーン電力を輸出する。日本はオーストラリア産グリーン水素の輸入や同国のCCS施設に日本で排出したCO2の輸出計画等を並べているが、再エネ電力の輸入も検討し、もっともコストの安い手法を選んではどうか。

 

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