EU欧州委員会の次期フォンデアライエン政権で金融サービス担当の欧州委員の指名を受けているポルトガル前財務相のマリア・ルイス・アルゴケルケ(Maria Luís Albuquerque)氏は、欧州議会の承認のための書面質問に答える形で、EUのサステナブルファイナンス政策の軸であるタクソノミーについて、「より多くの経済活動をカバーし、『重大な悪影響を及ぼさない(DNSH)』原則の適用をし易くするなどの見直しとともに、気候ニュートラルに沿う移行活動の維持を確保する」と、移行ファイナンスを踏まえたタクソノミー委任法の改革に言及した。さらにCOP29で国際的なタクソノミーの「協力の枠組み(ロードマップ)」に賛同する姿勢を示した。
アルゴケルケ氏は、ポルトガルの財務相など、財務・金融担当の閣僚等……
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