HOME |EUと中国主導の「共通基盤タクソノミー(CGT)」。対象範囲拡大へ。COP29で公表。IFCと議長国主導の「タクソノミー・ロ-ドマップ」での主導権目指すか(RIEF) |
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写真は、中国のサステナブルファイナンスのリーダーとして知られる馬駿氏=「香港グリーンファイナンス協会」サイトから)

 

  アゼルバイジャン・バクーで開く国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)で、サステナブルファイナンスを促進するグローバルなタクソノミー共通化の「ロードマップ」が動き出すが、先行してタクソノミーの国際基準化を目指して設定されたEUと中国による共通基盤タクソノミー(CGT)も拡大されることになった。「ロードマップ」は国際金融公社(IFC)が議長国のアゼルバイジャンを支援する形で提案するもので、各国のタクソノミーの共通化・協力化作業で、CGTの優位性を高めることを目指すものとみられる。ロードマップ作成をめぐる主導権争いの様相も垣間見える形だ。

 

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