HOME4.市場・運用 |欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)。気候移行計画(CTP)実施ガイドライン案。「1.5℃目標」適合の「参照目標値(RTV)」や、座礁資産リスクの「ロックイン排出量」も(RIEF) |
スクリーンショット 2024-11-06 181216

 

  EUの欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)は、気候緩和のための移行計画開示の実施ガイドライン案を公表した。EUの企業サステナビリティ報告指令(CSRD)等の開示基準となる欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)に基づき、企業の移行計画の枠組みを示すものだ。同計画の主要開示項目として、企業の温室効果ガス(GHG)排出量がパリ協定の「1.5℃目標」に適合することを示す自社の移行計画の参照目標値(RTV)を設定するほか、企業が抱える現在の資産や製品等からの将来の排出総量となる「ロックイン排出量」の開示等も盛り込むとしている。同案はCSRDに適用されるほか、コーポレートサステナビリティデュージェリエンス(CSDDD)法などとの整合性も図るとしている。

 

 EFRAGは公表したガイドライン案を……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン