EUの欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)は、気候緩和のための移行計画開示の実施ガイドライン案を公表した。EUの企業サステナビリティ報告指令(CSRD)等の開示基準となる欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)に基づき、企業の移行計画の枠組みを示すものだ。同計画の主要開示項目として、企業の温室効果ガス(GHG)排出量がパリ協定の「1.5℃目標」に適合することを示す自社の移行計画の参照目標値(RTV)を設定するほか、企業が抱える現在の資産や製品等からの将来の排出総量となる「ロックイン排出量」の開示等も盛り込むとしている。同案はCSRDに適用されるほか、コーポレートサステナビリティデュージェリエンス(CSDDD)法などとの整合性も図るとしている。
EFRAGは公表したガイドライン案を……
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Research Institute for Environmental Finance