(写真は、Draxの木質ペレット燃料を貨車で搬送する様子=同社のサイトから)
英国でバイオマス発電等の再エネ電力の最大サプライヤーとされる大手エネルギー企業が、米国で操業する複数の木質ペレット製造工場の運営で、2014年以降、有害大気汚染物質の排出超過などで1万1000件強に上る環境規制違反を行っていたことが明るみに出た。英メディアの調査報道で判明した。違反件数はその後の当該企業の追加報告等で約1万5000件に達する見通し。北米産のバイオマス燃料はグローバルに輸出されており、関係者は違法操業により、有害物質を許容量以上含んだ木質ペレット等が、英国だけでなくバイオマス発電の盛んな市場に広く輸入されていた可能性もあるとみている。
土地利用……
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Research Institute for Environmental Finance