
(上図は、中国国内の排出量取引制度の創設以来のクレジット価格の推移=ClearBlue Marketsより引用)
中国が2021年から始めた国家排出権取引制度(C-ETS)の取引に、海外系を含めた機関投資家の参加を認めることがわかった。中国の同制度は当初、電力業界に限定にしていたが、今年中に、セメント、鉄鋼、アルミニウムの3業界に拡大する方針としている。今回、取引機関に海外系を含めた機関投資家の参加を認めることで、外資資本も含めて排出量取引市場への取引参加者を広げ、国際的なカーボンクレジット市場と国内市場の価格形成の連携を図る狙いとみられる。
中国当局による機関投資家の取引参加承認の方針は、グローバルなETS・VCM等のクレジッ……
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