マイクロソフトは、生成AIの利用増に伴うデータセンターの使用電力増大による排出増対策で、ブラジル全土を対象とした再生林プロジェクト事業から今後25年間にわたって350万㌧のオフセットクレジットを調達する契約を結んだ。締結先の自然再生事業を展開する企業との間では、昨年5月に、300万㌧規模のクレジット契約を結んでおり、1年以内にクレジット購入規模を倍以上に増やすことになる。対象となる再生林の面積は、パリ市の面積の約3倍の広さとなる。
マイクロソフトは2030年にカーボンネガティブの達成目標を掲げている。しかし、AIの使用増に伴うデータセンターの電力需要が急増しており、相殺するための自主的カーボンクレジット(VSM)の調達を急いでいる。昨年6月には米拠点の「BTG Pactual Tim……
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Research Institute for Environmental Finance