
財務省は29日、2024年度で4回目となるGX経済移行債(5年物)の入札を実施した。表面利率年0.5%で、3500億円メドの募集額に対して約3.19倍の応募倍率でこれまでの発行分では最も低かった。グリーニアム(グリーン性のプレミアム)が付与されたが、今回発行の落札利回りは0.888%で、市場予想(0.884%)を上回り、逆に0.04~0.05%程度の「ネガティブ・グリーニアム」が付いた模様だ。
24年度を通しての発行総額は10年物、5年物の各2回の発行で約1兆3990億円だった。前年度(23年度、10年物と5年物各1回)より約2000億円少なかったことになる。25年度については、今年度同様に10年物、5年物を各2回発行する予定だが、発行総額は今年度より、さらに約2000億円少ない1兆……
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