HOME |仏公共交通網運営の「イル・ド・フランス・モビリティ」。公共機関として初のEUグリーンボンド基準(EuGBS)準拠のグリーンボンド発行。移行関連や化石燃料輸送等の除外リストも(RIEF) |
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  フランスのパリ周辺の公共交通網を運営するイル・ド・フランス・モビリティ(Île-de-France Mobilités)は、EUの法的基準である「グリーンボンド基準(EU GBS)」に準拠する公共機関として初のEUグリーンボンドを、10億ユーロ(約1600億円)分、発行した。EUの同基準に準拠するグリーンボンドはイタリアの再生可能エネルギー発電事業等の「A2A」社が1月半ばに5億ユーロ(約810億円)分を第一号として発行しており、それに次ぐ格好だ。公共事業体の発行としては初になる。

 

 イル・ド・フランス・モビリティは、今回のEUグリーンボンドの発行を「歴史的な出来事」と述べた。同グリーンボンドは20年債で、10億ユーロの発行額に対して、59億ユーロの応募が殺到、最終利回りは、フランス……

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