
Jパワー(電源開発)は米国ニューヨーク州で保有するガス火力発電所等4件を、電力部門への投資を専門とするプライベート・エクイティ(PE)企業に売却したことがわかった。売却したのは、ニューヨーク市等に電力を供給するパインローン発電所等で、発電出力は持ち分ベースで計15万kW。Jパワーは保有資産の脱炭素化を進めるため、米国内での資産入れ替えの一環としており、ガス火力も脱炭素化への「移行発電」と位置付けていることになる。売却で得る資金は海外の再エネ発電の開発に充当する。購入した企業は、ガス火力発電を増やすことで発電量を維持しながら脱炭素を進めるとしている。
売却の対象となったのは、Jパワー米子会社の「J-Power USA Generation, L.P. : J-Power USA)……
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