HOME4.市場・運用 |EUのサステナブルファイナンス法体系の「オムニバス化」作業で、「ダブルマテリアリティ」開示見直し論浮上に対し、ファベールISSB議長が「否定的見解」を公表(RIEF) |
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写真は、ISSB議長のエマニエル・ファベール氏=同氏のLinkedInから引用)

 

 サステナブルファイナンス関連の法体系を整合化するために、欧州委員会が現在進めている「オムニバス・パッケージ」化作業をめぐり、EU企業のサステナビリティ情報開示を義務付ける「企業サステナビリティ報告指令(CSRD)」のダブルマテリアリティ(重要性)開示原則の見直し論が浮上しているが、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)議長のエマニエル・ファベール(Emmanuel Faber)氏が同原則の擁護論を展開、話題を集めている。ISSBの開示は気候等のサステナビリティ要因が企業価値に及ぼす影響を開示するシングルマテリアリティの立場だが、同氏は「CSRDがダブルマテリアリティを放棄する理由はない」と断言している。

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