HOME |石油・ガス、電力等のエネルギー関連企業の経営人が想定する「ネットゼロ目標年限」は「2050年」より「2070年」が上回る。資本移行投資等のコスト増が理由。米コンサル調査(RIEF) |
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 グローバルベースでの石油・ガスや電力等のエネルギー関連企業の経営人で、ネットゼロ目標の達成年限を2050年と想定する回答より、20年遅い2070年と想定する回答の割合が上回ったことが民間の調査でわかった。「50年目標達成」とみる人は調査対象者の約3割で、4割強は「2070年達成」とみており、後者の割合が初めて前者を上回った。特に石油・ガス産業では過半数の経営人が「2070年」としている。「50年目標」からネットゼロ達成が遅れる理由としては、脱炭素への移行に伴う投資コスト増が大きいとしている。前年までの調査では、「2050年目標達成」を予想する経営人は40~50%で、「2070年目標」は3分の1以下だった。トランプ政権の発足が影響している可能性がある。

 

 また、石油・ガス業界の経営層は、……

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