
中国は今月から、電力を対象とした現行の義務的排出量取引制度を補完するため、自主的排出クレジット(VCM)である中国認証排出量(CCER)の取引を8年ぶりに再開した。取引されるCCERは太陽熱発電、洋上風力発電などから創出され、排出量取引対象企業の排出枠の最大5%まで充当を認められる。今月7日の取引開始から18日までの8日間で合計約133万㌧のCCERクレジットが売買され、売買高は10億人民元を上回った。同市場の取引量は義務市場の取引量の約3倍に達したという。取引価格は㌧当たり100人民元台から70人民元台と、かなり広い価格帯で乱高下している。
中国認証排出削減量(CCER)の取引は今月7日から開始された。北京グリーン取引所(北京緑色交易所)の取引では、最高価格が㌧当たり107.36……
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