
企業のネットゼロ目標の認定等を行う民間機関のSBTi( Science Based Targets initiative)は、現行基準(バージョン1.2)を全面改定する「バージョン2.0」草案を公表した。同案の焦点は、企業が脱炭素化のためにスコープ3排出量の削減にカーボンクレジットを充当できるかという点だが、改正案では具体的な言及はされていない。それ以外では、排出量の報告義務はこれまでスコープ3には課されていなかったが、スコープ3については排出源の開示を求めるとした。またネットゼロ目標基準年とスコープ1、同2の排出量、関連するスコープ3排出源については外部保証を求めることなどを盛り込んでいる。
「バージョン2.0」草案に対するパブリックコメントは、6月1日まで受け付ける。SBTi……
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