HOME |国連の気候変動の「ロス&ダメージ基金(FRLD)」。立ち上げ初期の資金拠出は途上国の気候災害対策を優先。地球温暖化を推進してきた先進国の拠出額は約束の4割止まり。日本も半分だけ(RIEF) |
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写真は、バルバドスで開いた理事会参加の各国メンバーたち)

 

 国連の気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で設立された気候変動の「ロス&ダメージ(損失と被害)対応基金(FRLD)」はこのほど開いた理事会で、立ち上げ初期の戦略として、気候災害のリスクにさらされている途上国の住民のための仮設住宅建設など、緊急対策のための直接的な予算支援として、2026年末までに2億5000万㌦を投じることで合意した。途上国から提出されたプロジェクト提案に対して、500万㌦~2000万㌦の規模で助成金を支給する。基金による最初のプロジェクト承認は、次回の理事会で決定する。

 

 バルバドスで開いた今月8~10日の3日間の会合で、「最初の一歩」の立ち上げ……

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