
(写真は、州主導のキャップ&トレード制度の2030年以降の延長を宣言するニューサム知事=中央)
米カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム(Gavin Newsom)氏は、州議会両院の民主党トップと会合を持ち、現在、同州が州法で独自に実施している温室効果ガス(GHG)の排出量取引制度(キャップ・アンド・トレード・プログラム:C&T)を2030年に予定する見直し後も、制度を延長・強化して取り組むことで合意した。トランプ大統領は州法等による連邦規制を超えた環境規制を禁じる大統領を発出したが、そうした措置に対抗する形で、同制度の延長を打ち出すことになる。
ニューサム知事は現在開いている州議会会期中に法改正する方針だ。現行の排出……
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