
EUの欧州サステナブル報告基準(ESRS)の作成を担当する「欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)」は先に欧州委員会から指示を受けていたESRSの簡素化と、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)との相互運用化の作業のための作業計画(ワークプラン)を実施することで合意した。今月中旬に開いた会合では、簡素化の範囲や、ESRSの基本である「重要性原則」のダブルマテリアリティ基準の扱い等が不透明であることなどから、意見が割れ、採決が見送られていた。先週末に再度開いた会合で、改正案の審議に「重要性評価」を含めること等を確認し、10月末までに成案得ることで一致した。
EFRAGは24日に開いた「サステナビリティ報告審議会(SRB)」の会合で合意した。25人の委員中、24人が作業計画に着手する……
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