HOME |米国輸出入銀行(EXIM)。海外での石炭火力発電事業等への融資を12年ぶりに再開へ。大統領令を受けて内部手続きを改定。CCS併設のない石炭火力も融資対象に。OECDルールを無視(RIEF) |
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    米国輸出入銀行(EXIM)は、これまで禁じていた海外での石炭プロジェクトへの融資を再開することを決定した。トランプ大統領による大統領令を受けたもので、内外の環境団体は、EXIMによる海外石炭事業支援策を非難している。このうち、フレンズ・オブ・アース(FoE)は「トランプ政権が政府資金と国際援助の削減を進める中で、海外の石炭事業に納税者の資金を投入することは、米国政府が人々を救うプロジェクトを支援しなくなった代わりに、人々を殺すプロジェクトを支援することになる」と指摘している。米国の石炭火力融資方針の転換で、OECDの脱石炭火力発電融資制限の路線にも影響が及びそうだ。

 

 今回のEXIMの決定は、トランプ大統領が、EXIM……

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