
(写真は、日本製鉄の東日本製鉄所鹿島地区。スティールウォッチの報告書から引用)
国際気候NGOのスティールウォッチは8日、日本製鉄の気候変動対策実績を分析した報告書を公表した。それによると、日本製鉄が進めている現在のロードマップでは、気候変動対策として最も重要な2040年までの間に、本格的なCO2排出量の削減が行われず、低排出な製鉄に対する投資の遅れが事業リスクと気候リスクを生み出す、と指摘している。
報告書によると、日本製鉄は国際的に競争力を維持しながら「ニア・ゼロエミッション」の製鉄を追求する多くの機会を有するにも関わらず、同社の経営陣は目標として掲げるグローバル企業には見合わない、時代遅れな石炭を使用する製鉄から脱却できずに……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。