
(写真は、アイスランドで建設されたクライムワークスの実証サイト=同社の映像から)
脱炭素の技術競争で、「成功組」とみられている、大気からCO2を直接吸収するDAC技術開発のトップ企業が事業の見通しが狂い、大幅な人員削減に直面している。スイスのスタートアップ企業の「クライムワークス(Climeworks)」で、従業員の10%以上を解雇する事態という。「CO2回収需要」が大きいとみられていた米国市場での事業展開計画が、トランプ政権の登場で、全面見直しになっているようだ。同社のDACクレジットに対しては、複数の日本企業も「購入予約」をしているとされるが、脱炭素の「技術リスク」の危うさが顕在化する格好だ。
Climeworksは、スイス・……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。