
(上図は、UN Climate Change から引用)
パリ協定6条4項で国際間のカーボンクレジット取引を認める国連の「パリ協定クレジットメカニズム(PCAM)」監督機関は、クレジット評価に適用する温室効果ガス(GHG)削減プロジェクトの影響を測定する新たな基準の採択で合意した。採択された基準は、①対象となるプロジェクトが実施されなかった場合の発電量を推計する基準(ベースライン)②プロジェクトの結果として他の場所で発生する可能性のある意図しない排出量の増加を会計処理するための基準(リーク:漏洩)ーー。いずれも6条4項クレジットの信頼性を確保するための共通ルールになる。
パリ協定6条では、各国や企業がGHG排出量を削減した分を、国際……
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