HOME |「BRICS」。11月のCOP30を見据え、独自の「気候ファイナンス」フレームワークの設定で合意。途上国への気候資金動員を目指す「バクー・ベレンロードマップ」に組み込み(RIEF) |
スクリーンショット 2025-06-03 163632

写真は、ブラジルの「COP30専用サイト」から引用)

 

  中国、ロシア、ブラジル等で構成する「BRICS」諸国は、初の気候ファイナンスのフレームワークの設定で合意した。11月にブラジルで開催されるCOP30を前に、加盟国としての共通の立場を確立するための基盤との位置づけだ。フレームワークはBRICSの同ファイナンスの優先事項として、①多国間開発銀行の改革②優遇融資の拡大③グローバル・サウスでの気候対策支援のための民間資本の動員ーー等を盛り込んでいる。さらに、ブラジルがCOP30で掲げる主要目標「バクー・ベレンロードマップ」に組み込み、2035年までに途上国向けに1.3兆㌦(約185兆円)の気候資金の動員を目指すとしている。

 

 BRICS……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン