
(写真は、ブラジルの「COP30専用サイト」から引用)
中国、ロシア、ブラジル等で構成する「BRICS」諸国は、初の気候ファイナンスのフレームワークの設定で合意した。11月にブラジルで開催されるCOP30を前に、加盟国としての共通の立場を確立するための基盤との位置づけだ。フレームワークはBRICSの同ファイナンスの優先事項として、①多国間開発銀行の改革②優遇融資の拡大③グローバル・サウスでの気候対策支援のための民間資本の動員ーー等を盛り込んでいる。さらに、ブラジルがCOP30で掲げる主要目標「バクー・ベレンロードマップ」に組み込み、2035年までに途上国向けに1.3兆㌦(約185兆円)の気候資金の動員を目指すとしている。
BRICS……
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