HOME |スイスとノルウェー。パリ協定第6条2項に基づき、ノルウェーの北海海底地層に、スイスで排出されたCO2を回収貯留する事業(CCS)等で国際協定締結。初の「6条2項協定」(RIEF) |
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写真は、2国間協定に署名した両国の閣僚たち=ノルウェーのエネルギー省のXのサイトから引用)

 

  ノルウェーとスイスの両政府は17日、パリ協定第6条2項に基づく両国間の協力アプローチのための国際協定を締結した。スイスで排出されたCO2を、国境を越えてノルウェーの大陸棚海底の地層に永久的に貯留するためのCO2の回収・貯留(CCS)と、カーボン除去(CDR)の分野での国際協力を発展させる内容だ。「第6条2項」での国際協定の締結は初めてになる。

 

 両国の代表が17日、オスロで締約式に臨んだ。両国の合意は、CO2の越境輸送と永久貯留、および両国間での緩和成果の移転に関する法的枠組みの確立などで構成する。合意に併せて、両政府は、新たな枠組み下で実際……

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