米欧で、気候変動に伴う熱波や洪水等の影響が顕在化する中で、英中央銀行のイングランド銀行(BOE)副総裁(金融安定担当)のサラ・ブリーデン(Sarah Breeden)氏は、気候変動による自然災害増大での物理的影響がインフレを増長するほか、脱炭素化への移行過程でのエネルギーコストの上昇もインフレ要因になるとして、中央銀行の金融政策として正面から気候リスク対応に取り組む必要性を強調した。そのうえで、シナリオ分析では市場がこれらの物理的リスクや移行リスクを価格に反映し、資産再評価を実施すると、金利リスクとリスクプレミアムの増加により、G7諸国の長期国債ポートフォリオは場合によって10~20%の価値下落になる可能性があると警鐘を鳴らした。
ブリーデン氏は、「気候リスクは個々の企業の安全性と……
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Research Institute for Environmental Finance