欧州中央銀行(ECB)は29日開いた理事会で、ECBによるユーロシステムの金融政策において、金融機関向けの資金供給手段として実施する再融資オペレーションでの担保評価に、気候要因を導入することを決めた。同オペに基づき金融機関から受け入れる担保価値が、気候関連の移行ショックによって価値が下落する潜在的リスクを抱えていることに対応するためとしている。2026年後半に導入する予定という。
ECBは、ユーロシステムのバランスシートを対象とした気候ストレステストを実施した結果、金融資産の価値が気候変動に関連する不確実性によって直接影響を受けることが示されたとしている。こうした影響は、ECBが金融政策として実施する再融資オペで担保として受け入れる資産にも起きうる。カウンターパーティが債務不履行に陥……
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Research Institute for Environmental Finance