HOME |中国、温室効果ガスの排出量の多い高炉から低い電炉への生産シフト、年内目標未達の見通し。理由は原料のスクラップ鋼の高騰。水素を用いた高炉での新製鉄法の普及、加速の予想も(RIEF) |
スクリーンショット 2025-09-30 210920

写真は、Transition Asia サイトから引用)

 

 温室効果ガス(GHG)排出量世界一の中国は、排出量全体の17%を占める製鉄業から出るGHGを減らすため、排出率の高い高炉から低い電炉への生産シフトを進め、2025年中に15%超にする政府目標を立てている。だが、現時点の粗鋼生産に占める電炉鋼の割合は約10%で、クリアできない見込みという。高炉中心の国営大手製鉄会社も電炉を導入し、設備的にはフル生産すれば15%超になる電炉がすでに設置されている。しかし、電炉鋼の主要原料であるスクラップ鋼(scrap steel)の高騰で、電炉の稼働率は60%未満に落ち込んでおり、生産難になっているためだ。

 

 フィンランドの環境系シンクタンク「CR……

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