EUの欧州議会は22日の本会議で、欧州委員会によるサステナブルファイナンスの「サステナビリティ・デューデリジェンス指令(CSDDD)」、「企業サステナビリティ情報報告指令(CSRD)」等の主要法制の義務的規則や手続きの簡素化を進めるオムニバス法案の修正案について、賛成309票、反対318票、棄権34票で9票差の僅差で否決した。これにより同修正案は、議会での交渉段階に戻される。同案については、議会の最大勢力である欧州人民党(EPP)が主導する形で、13日の法務委員会で合意していたが、規制緩和の行き過ぎと批判する左派系議員と、さらなる緩和を求める右派系議員の勢力が拮抗する形で宙に浮く可能性も出ている。
欧州議会が22日に実施した採決は、秘密投票によるもので、賛否を誰が、どの政党が実施し……
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