政府や公共セクター向けの気候関連情報開示基準を開発してきた「国際公会計基準審議会(IPSASB)」は、同分野を対象とした初の気候変動関連開示基準を公表した。民間企業の気候情報開示基準は国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が公表しているが、同基準は国や公共セクターのESG債発行等に伴う投資や、公的年金の投資等の開示は対象としていない。このため、世界銀行がIPSASBに対して、公共部門の情報開示基準の開発を依頼していた。公表された基準は、TCFDやISSBの気候情報開示基準(S2)等のフレームワークを踏まえて、国・公共セクター等の気候情報開示についても、「ガバナンス」「戦略」「リスクの管理」「指標と目標」の4分野ごとに、情報開示概要を示している。
IPSASBは会計団体等で構……
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Research Institute for Environmental Finance