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 グリーンボンドの発行で先行してきた世界銀行が初の「Green Bond Impact Report」を発行した。同行がこれまで発行した100のグリーンボンドが生み出した環境・社会両面での効果について分析した。

 

 世銀は2008年に初めてグリーンボンドを発行して以来、現在までに100銘柄、18通貨建てで、総額84億㌦(1兆416 億円)分を発行している。現在の市場残高は65億㌦(6月末時点)。信用力は、一般的な世銀債と同じ最上位AAAの格付を得ていることから、日本の個人投資家等に人気を集めてきた。

 

 調達資金は主に途上国での温暖化対策投資に投じられ、80のボンドは総額140億㌦の事業へのファイナンスに活用された。これまで24カ国での77の事業が支援対象となってきた。それらの事業規模は134……

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