地球温暖化の進行を阻止するため、石炭等の化石燃料関連事業への投融資を引き揚げるDivestment活動が世界中で展開されている。その趣旨に賛同した年金、財団、大学、教会などの機関数が400を超え、その運用資産総額は2.6兆㌦（312兆円）にのぼることがわかった。

 

　Divesetment運動を支援している英Guardian紙がまとめた。運動に賛同した団体が所属する国は4３か国に及ぶ。昨年、賛同を表明した団体の運用資産額は、50倍に増えたという。Divestment運動には、俳優のレオナルド・デカプリオさんら個人富裕層も約2000人が参加している。

 

　主な参加機関は、世界最大のソブリンファンドであるノルウェー政府年金基金、米カリフォルニアのカルパース、カルスターの両州公的年金基金、ロックフ……

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