HOME |ドイツのエネルギー大企業のE.ON、 1日から企業分割スタート。クリーンエネルギー事業と伝統型エネルギー事業に二分。需要主導型のエネルギー選択時代にグローバル対応へ(RIEF) |
EONキャプチャ

ドイツの巨大公益企業であるE.ONが本年1月1日から、再生可能エネルギー部門と、石炭などの伝統的エネルギー部門を分離し、二つの新会社として再発足した。

 

 E.ONの会社分割は、1年前にアナウンスされていた。長年、事業の中核となってきた石炭、天然ガスなどの化石燃料と、水力発電部門はUniperと呼ばれる新会社に移管された。一方で、E.ON自体は太陽光、風力などの再生可能エネルギー発電と、電力等の配電ネットワーク、さらに顧客対応にフォーカスする。

 

 

 今回のE.ONの経営大転換は、地球規模で進む市場、利用者のエネルギー転換に、エネルギー企業自体が身を合わせようという試みでもある。欧州の電力・ガス等の個人利用者は、エネルギーの価格だけでなく、自分が日々利用するエネルギ……

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