米国の保守系有力シンクタンクとして知られるThe Competitive Enterprise Institute(CEI)は、同団体が気候変動で化石燃料業界を擁護するキャンペーンを展開してきたことに対して、米領ヴァージン諸島の法務長官が同団体への寄付者、支援者リストを提出するよう要請してきた、と明らかにした。
この問題は、石油メジャーのエクソン・モービルが、1970年代に化石燃料の使用によるCO2排出が地球温暖化問題を引き起こすことを知りながら、80年代には「温暖化のウソ」などのキャンペーンを展開していたことが、内部資料などで明らかになったことに端を発する。エクソンはCEIを含む化石燃料擁護団体を支援して、温暖化問題を否定するキャンペーンを展開させた疑念がもたれており、ニューヨーク州など多くの州の調……
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