市場筋によると、三井物産は英国で運営している揚水式発電事業や火力発電事業を売却する検討に入っているという。英国の欧州連合（EU）離脱との関係か、それともDivestmentなのか。

 

　報道によると、三井物産が売却を検討しているのは、フランスのガス・電力グループのEngieとのジョイントベンチャーである  First Hydro Company と4つの火力発電所という。物産はFirst Hydroの25％の株を所有している。

 

　First　Hydroは英国のウェールズ地方にFfestiniogとDinorwig の2ヶ所の揚水式発電所を保有し、発電容量は合計で2088MGの規模を誇る。両発電所は、Ffestiniogが1963年に、Dinorwigは1984……

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