HOME |スタバで、太陽光電力をスマホに無料充電。東京都環境公社とスタバジャパンが提携。太陽光発電の「シティチャージ」を1年間設置。ただし、当面3店舗だけ(RIEF) |

スタバで、太陽光電力をスマホに無料充電。東京都環境公社とスタバジャパンが提携。太陽光発電の「シティチャージ」を1年間設置。ただし、当面3店舗だけ(RIEF)

2016-10-27 18:03:50

stabaキャプチャ

 

 東京都環境公社は、東京都を「スマートエネルギー都市」に改革する活動の一環として、スターバックスと提携し、都内の一部のスタバ店舗で、太陽光発電でスマートフォン(スマホ)の充電が無料で出来る「シティチャージ」を設置する。28日にまず、上野公園内のスタバにお目見えする。

 

 「シティチャージ」は東京都が昨年10月から、都内で普及を進めている。太陽光パネルからの電気でスマホなどの充電が手軽にできる「ソーラー充電スタンド」。自前の充電用のコードを持っていれば、都民や海外の旅行者などが無料で利用でき、非常用電源としても活用できる。蓄電池を搭載しているので、夜間・雨天時にも利用できる。

 

 これまで東京タワーや虎ノ門ヒルズ、遊園地の「としまえん」などに設置されてきた。今回は旅行者らの利用の多いスタバで、イス型の設備を開発した。タイプは二種類あり、タイプAは木を使ったもので、ブロックの組み合わせで形状を自由に変えることができる。タイプBは省スペース型の汎用性の高いパイプ椅子タイプ。背もたれの外側に宇宙用太陽光パネルを搭載している。

 

 タイプAを開発したのは、ヤギコーポレーションと旭硝子、タイプBはシャープ。いずれも日本の再エネ技術をアピールする面もある。イスに付いているUSB端子に充電コードを差し込んで無料で充電できる。28日にスタバの上野恩賜公園店でお目見えするほか、11月11日には二子玉川公園店と町田金森店でも登場する。設置期間はそれぞれ1年間の予定。

 

https://www.tokyo-co2down.jp/action/efforts-renewable/charge/