HOME11.CSR |責任投資原則(PRI)、「『次の10年』に向けた青写真」案を公表。不活発機関を除名する手順も整備(RIEF) |
PRIキャプチャ

 

  国連等が支援する責任投資原則(PRI)は昨年、設立10周年を迎えたが、このほど「次の10年」に向けた「責任投資の青写真」案を公表した。今後、PRIが重視していくテーマとして9つの優先分野を提示、その中で、不活発な署名機関を除名する手順の整備を盛り込んだ。PRIは機関投資家等が「署名・宣言」する対象だが、逆にPRIが投資家等を「評価・選別」を受ける側に変貌することになりそうだ。

 

 公表された「青写真」は今後、理事会での協議、署名機関のコンサルテーションを経て、年末12月に正式に決定する見通しという。

 

 9分野は大きく3区分される。まず中心課題である「責任投資家」について①資産保有機関の権限強化②投資家の投資判断にESG課題を統合……

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