HOME |米国が気候変動の影響を強調する「気候科学特別報告書」を公表。ホワイトハウスも承認。トランプ政権の温暖化軽視論と真っ向対立。政権内での温暖化問題の重要度低下を象徴か(RIEF) |
Climateキャプチャ

 

   今月6日からドイツ・ボンで開く国連気候変動枠組み条約締約国第23回会合(COP23)を前にして、米政府は、気候変動は人間の活動によって引き起こされている可能性が「極めて高く」、炭素排出量を大幅に削減しなければさらに悪化するとの科学報告書を公表した。パリ協定からの離脱を宣言したトランプ政権の立場と相容れないが、大統領府(ホワイトハウス)は同報告書を承認した。

 

 報告書(Climate Science Special Report)は連邦法に基づき、4年ごとに米国の国家科学アカデミーによる検証を経て議会に提出される公式な報告書(National Climate Assessment)として知られる。米国でもっとも権威のある気候変動科学の分析と位置付けられている。

 

……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン