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ニッセイアセットマネジメント、国内初のSDGs公募投信、正式発表。2タイプを月末に運用開始。17目標のどこにフォーカスするかは開示せず(RIEF)

2018-02-19 07:22:03

NAM1キャプチャ

 

 ニッセイアセットマネジメントは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する企業に投資する公募投資信託について正式に発表した。「ニッセイSDGsジャパンセレクトファンド(資産成長型)」と「ニッセイSDGsジャパンセレクトファンド(年2回決算型)」の2種類で、いずれも追加型の日本株投信。今月28日に運用開始する。

 

 日本の投信で、SDGsをテーマにした公募投資信託の設定は初めて。SDGsは2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で示す、2016年から2030年までの国際目標。持続可能な世界を実現するために、貧困・飢餓、初等教育、女性、環境など17のゴールと169のターゲットを設定、世界中で官民連携での取り組みが促進されている。http://rief-jp.org/ct4/76690

 

 両ファンドはともに、 SDGs達成に関連した事業を展開する日本企業の中から、株価上昇が期待される銘柄を 厳選する、という基本方針で運用するという。違いは決算を年1回にするか、2回にするかの分配の頻度だけのようだ。

 

 欧米の投信やボンドで重視されるのは、SDGsの17目標のどの目標を重視するのか、企業を選定する方法論にどのような特色を盛り込むのか、という点だが、ニッセイアセットは、それらについての情報開示は現時点ではしていない。

 

NAM2キャプチャ

 

https://www.nam.co.jp/news/fpdf/180209_press102.pdf

https://www.nam.co.jp/news/fpdf/180209_press101.pdf