英政府の「グリーンファイナンス・タスクフォース(GFT)」が報告書をまとめた。グリーン・サステナブルファイナンス分野の政策立案は、先にハイレベル専門家会合(HLEG)が出した報告を受けて欧州委員会は「サステブルファイナンス行動計画(SFAP)」を公表したが、GFTは英国のEUからの離脱(Brexit)を視野に入れて、国際金融市場のロンドン・シティの機能をより強化する提言を盛り込んだ。「グリーン・ブレグジット」の提案でもある。
GFTは昨年9月に英国政府の要請で設立された。議長には前ロンドン市長のSir Roger Gifford 氏が就任、16人の官民の専門家で構成した。事務局は英シンクタンクのE3G、英非営利団体の責任投資原則(PRI)、シティ・オブ・ロンドンが担当、オブザーバー……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。