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芙蓉総合リース、中小企業等の再エネ利用100%を後押しする100億円のプログラム創設。そのうち50億円を、グリーンボンド発行で調達(RIEF)

2019-06-18 11:12:29

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 芙蓉総合リースは、中小企業の再生可能エネルギー100%利用を促進するため、グリーンボンド等で調達した資金を供給する「芙蓉REアクション・サポートプログラム」を創設した。発行するグリーンボンド50億円。日本政策投資銀行の環境格付融資資金50億円も活用する。

 

 合計100億円の資金を、中小企業等で再エネ100%を目指す企業等の省エネ・再エネ設備や電気自動車等の購入資金に充当する計画。発行するグリーンボンドは期間5年で、7月に発行の予定。みずほ銀行が主幹事を務める。

 

 プログラムは調達資金によって2つに分かれる。プログラム(A)はグリーンボンドによる調達資金を原資とし、企業の①再エネ設備 ②省エネ設備(但し石炭使用設備を除く。それ以外の化石燃料使用設備には一定の制約を設ける予定) ③一定のグリーン性を有する事業用機器・設備(除く化石燃料使用のもの)を対象とする。

 

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 日本政策投資銀行の環境格付融資等を活用したプログラム(B)の対象は ①プログラムAの対象ではないが、対象企業の省エネ・再エネ推進上有効な設備・機器等。

 

 両プログラムとも、中小企業だけでなく、グローバルなRE100に署名している企業の利用も可能としている。対象事業のうち自動車は、EV車、HV車、PHEV車、FCV車を対象とし、このうちHV車、PHEV車には一定の基準を設定する。

 

 実際の投融資に際しては、芙蓉総合リースが個別案件ごとに、自社基準に基づき選別する。プログラムの実施は今年秋からの予定。

 

 芙蓉総合リース自身、昨年、グローバルな「RE100」に参加した。2050年までに、再エネ電力に切り替える目標を掲げている。http://rief-jp.org/ct1/83097

 

https://ssl4.eir-parts.net/doc/8424/tdnet/1721782/00.pdf