各紙の報道によると、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、早ければ来年度にも環境分野へ資金を誘導するグリーンボンドへの投資を本格的に始める。10月からグリーンボンドを対象に算出する指数の設定を、民間の指数算出会社から募る。指数連動の形でグリーンファイナンスを推進する考えだ。
日本経済新聞が報道した。GPIFはこれまでも、資金運用を委託する運用会社の銘柄選定の中で、少額のグリーンボンドを保有している。今回のグリーンボンド専用の指数の設定は、グリーンボンドをターゲットとした投資の仕組みをつくる。
GPIFはすでに、株式投資では2017年7月からESGを対象とした株式指数連動の運用を実施している。同指数への投資額は19年3月末時点で3……
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