ルクセンブルグは途上国、新興国を対象とした「Climate Finance(気候金融)」の投資ビークルを立ち上げる準備に入った。パリ協定や国連の持続可能な開発目標(SDGs)に基づく途上国等の温暖化対策が本格化することを見込み、途上国等に絞った気候変動の回避、適応の両面でのプロジェクトに専門的に投資する仕組みを設ける。
グローバルなサステナブルファイナンスのハブ市場を目指す同国の強みの一つにしたい考えのようだ。パリ協定への連動のほか、SDGsの目標達成にも資する気候ファイナンスのパイプとして位置づけられる。昨年10月に公表した同国のサステナブルファイナンスロードマップの具体化でもある。
このほど同国財務省が、途上国・新興国に的を絞っ……
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