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清水建設、初のグリーンボンド発行へ。横浜「みなとみらい21」で建設中の「横浜グランゲート」の建設資金の一部に。100億円。12月中に発行(RIEF)

2019-11-01 16:42:01

Shimizu1キャプチャ

 

 清水建設は、横浜の「みなとみら21」地区で開発・建設中のグリーンビルディングを資金使途先とした、同社として初のグリーンボンド100億円を発行する。期間5年で、12月中に発行する予定。

 

写真は、資金使途先となる「横浜グランゲート」の完成予想図)

 

 資金使途先のビルは、「横浜グランゲート」で、みなとみらい21中央地区の54街区に建設中。地上18階、延べ床面積10万926㎡。CASBEEのSランク、LEEDのゴールド、WELLをいずれも取得予定としている。環境配慮に加えて、「ウェルネス(健康・快適性)」でも高い評価を得ることを目指す。

 

Shimizu2キャプチャ

 

 また、災害対策のBCP(事業継続性)として、免震システムによる地震対策に加え、自家発電設備によって約7日分の電力を供給できる機能も備えている。ビルの完成は来年2月の予定。今回のグリーンボンドでの調達資金を、建設資金のリファイナンスの一部に充当する。

 

 グリーンボンドのグリーン性については、格付情報投資センター(R&I)が、国際基準であるグリーンボンド原則(GBP)への適合を評価し、グリーンボンドアセスメントでの最上位評価の「GA1」の予備格付けを付与した。主幹事は野村證券。

 

https://pdf.irpocket.com/C1803/fnbB/l0SP/V838.pdf