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大和ハウスリート投資法人、初のグリーンボンド発行。60億円。既存グリーン適格資産の長期借り入れ金返済に充当(RIEF)

2019-11-18 17:20:30

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 大和ハウスリート投資法人は、保有するグリーン適格資産のリファイナンス資金を調達するため、初のグリーンボンド60億円分を発行した。期間10年で、資金使途は、既存資産である3件の物流倉庫の調達資金の返済に充当する。銀行からの借り入れ分を債券に切り替える形だ。

 

 (写真は、リファイナンス資金使途先の一つとなるDプロジェクト町田の物流倉庫)

 

 利率は0.530%。引き受け主幹事はSMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券。財務代理人は三井住友信託銀行。グリーン性の評価は、日本格付け研究所(JCR)が最上位の「Green1」を付与した。債券の信用格付けもJCRがAAをつけた。

 

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 資金使途先の物流倉庫は、Dプロジェクト町田、Dプロジェクト八王子、Dプロジェクト浦安Ⅱの3物件。いずれも日本政策投資銀行(DBJ)のGreen Building認証や、建設物省エネルギー性能表示制度(BELS)等の認証を取得しているグリーン適格資産に分類される。

 

 3物件については、三菱UFJ銀行や、三井住友銀行、みずほ銀行、三井住友信託銀行の4行から、借り入れている2種類の変動金利の長期借り入れ金がある。調達資金でその一部を返済する。

https://www.daiwahouse-reit.co.jp/file/ir_news-1d6abf9598e77ecb5ce813925e373dc0e14c5d81.pdf